玉に秘められた忠義の文字 南総里見八犬伝(22)

 馬琴に『八犬伝』を書かせた重要人物・安房里見氏最後の城主・忠義(ただよし)は、舅の父・大久保忠隣(ただちか)の謀反の罪の連座の法をうけ、伯耆国(鳥取県)に移封となり、最後はわずか百人扶持となって亡くなります。跡継ぎがなく ・・・

【残り 989文字、写真 1 枚】



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