【未明の砦】(399) 太田愛・作 藤岡詩織・画

 ◆第四章 標的(六)

 公安と繋がったことで、小坂は國木田莞慈の連日の不在にも納得がいった。國木田は四日前に任意同行を求められて警察に出向いたまま戻されていないのだ。相手は〈転び公妨〉も辞 ・・・

【残り 840文字、写真 1 枚】



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