東金商高3年生・山本さん、難関の簿記論合格 地道に勉強、全国大会にも出場

税理士試験の簿記論に合格した山本寛人さん=12月、東金市
税理士試験の簿記論に合格した山本寛人さん=12月、東金市

 千葉県立東金商業高校3年の山本寛人さん(17)が、税理士試験の必須科目「簿記論」に合格した。山本さんは同校の簿記部に所属。入部当初から部員と一緒に同科目合格を目指して、地道に勉強を続けて難関を突破した。

 税理士試験は11科目の中から5科目に合格すると、税理士資格を取得できる。簿記論で高校生が合格するのは珍しいといい、昨年8月に行われた簿記論試験の合格率は約11・1%の狭き門だった。

 高校卒業後は就職したいと、同校へ進学したという山本さん。たまたま簿記部と巡り会い、そこから簿記の面白さにのめり込んだ。1年生の時には日商簿記3級と2級を取得。2年生の時には簿記の全国大会にも出場したという。

 2年生の7月から簿記論の勉強を始め、勉強に約1年間を費やした。部活動で学んだ内容を復習し、模擬試験や過去問の演習に励んだ。「勉強のおかげで例年と傾向が変わった問題にも落ち着いて対応することができた」と笑顔を見せた。

 現在の夢は税理士になることで、大学在学時の試験合格を目指しているという。目下の目標は日商簿記一級合格。既に勉強を始め、将来に向けて前を見据える。山本さんは「クライアントの方々に寄り添える税理士になりたい」とはにかんだ。

(増淵あかり)


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