ペットの命守るには 「同室避難」も必要 船橋拠点レスキューチームに聞く 【災禍に備える 房総半島台風・豪雨5年】

能登半島地震の同室避難先でハーネスをつけて過ごす猫たち(うささん提供)
能登半島地震の同室避難先でハーネスをつけて過ごす猫たち(うささん提供)
能登半島地震の被災現場を説明するうささん=10日、船橋市
能登半島地震の被災現場を説明するうささん=10日、船橋市

 5年前の房総半島台風では停電や避難生活が長期化し、普段と違う状況を事前に想定する重要性が改めて浮き彫りになった。最近はペットと暮らす人たちが増え、人間だけでなく、家族同然の存在の動物たちの被災を前提にした準備も必要だ。いつ来るかもしれない災害に備えてペットを守るために何ができるのか。船橋市を拠点に活動している動物レスキュー団体「チームうーにゃん」代表のうさ(本名・田中麻紀)さん(56)に対策のポイントを聞いた。

(報道部・増淵あかり)

 チームうーにゃんは、災害や飼育放棄の現場で動物を救助する活動を行う。今年1月に発生した能登半島地震の現場にも赴き、脱走したペットの捜索などにも従事。現在も能登半島地震被災地の石川県などを訪れ、活動を続けている。

 うささんは「まずは自宅の最寄りの避難所を調べ、ペットと一緒に避難ができるか、ルールを確認することが重要。ペット用品の備蓄があるかなども聞けると良い」と説明する。

 現在、環境省が推奨する「同行避難」はペットと飼い主が一緒に避難する「行為」を指し、避難所の同じ部屋で飼い主とペットが避難生活を続ける「同室避難」までは意味しないという。そのため、実際の災害が起こると、避難所 ・・・

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