
インタビューに答える酒井一光代表
学園生徒数を1万人へ
当学園は県内など関東を中心に26校舎を展開する通信制高校のサポート校です。週5日通学する普通科コースからオンラインで授業を受けるコースまで、自分に合ったカタチで高校卒業資格が取得できます。生徒の挑戦を大切にしており、音楽やイラスト、eスポーツなど個性を伸ばす教育も取り入れています。学園には小中学校時代にさまざまな理由で学校に通えなくなってしまった生徒約2100人が在籍しています。現在、90%以上の登校率で生徒が毎日楽しく学園に通っています。
同時に、2015年頃から福祉事業にも力を入れ、放課後等デイサービスなど県内外の14事業所に、発達障害などの子どもたちが通所しています。小学生から高校生までを手厚くサポートし、世の中のニーズに答えるべく「療育」分野でもインフラ整備に努めてきました。
2024年は生徒数も増え、企業としては新卒・中途合わせて40名が入社し、社員数は200名近くまで膨らみました。2023年に勝浦市の成美学園高等學校など、複数の学校施設を開校したので、いったん落ち着いて新たな拠点を固めるべく、社員の抜てき、人員配置について深く考えた、人材育成と組織づくりの1年でした。
「社員・顧客の成長と幸せのために挑戦し、地域社会に貢献する」という経営理念を、社員一人一人がしっかり理解できているか。自分自身が成長と幸せをつかんでいかないと、いい教育活動はできません。それぞれの成長意欲と、プライベートの充実も含めて幸せに働ける環境環境づくりが必須です。教育と福祉の現場は、長時間労働など先生方の自己犠牲で成り立っていた時代もあった。でも今は、大人がワクワクしながら、やりがいを持って働くことが軸になります。
今ある軸の部分をさらに磨いていき、2025年は新規通信教育連携協力施設を複数、開校予定です。2026年には、茨城県に新たに学校を開設予定で、完成後は勝浦と茨城で生徒数5千人を目指します。さらにあと2校増やして、ゆくゆくは当学園の教育を1万人の生徒に受けてもらいたい。これを10年以内に達成することが目標です。
これからの10年、15年は、より私たち一人一人の人間性、人間力、伝える力が大事になる時代ではないでしょうか。事業承継から11年、目標は次々に舞い降りてくるので、求められることに答え、やり遂げていくことが経営者としての一つの醍醐味(だいごみ)であり、喜びだと思っています。
成美学園グループ
◇住所 千葉市中央区南町3―2―1青木ビル3階
◇☎043―312―7444
◇事業概要 教育事業・福祉事業


