バスケ価値向上へまい進
昨年は沖縄県でバスケットボールのワールドカップ(W杯)が開かれ、日本代表チームがフィンランド代表チームを劇的な逆転勝利で破って欧州勢から歴史的な金星を挙げるなど大きな話題となり、バスケットボールの認知度向上に効果があったと感じています。東京五輪(2021年)からつながった一連の誘致の効果ではないでしょうか。当協会は「バスケットボール文化の創造」を掲げており、日本代表チームの活躍が目標達成への大きな力になります。今年のパリ五輪には期待せずにはいられません。
県内でバスケットボールをプレーする児童生徒らアマチュア人口は多く、近年、レベルも飛躍的に上がっています。「千葉ジェッツふなばし」「アルティーリ千葉」などBリーグの観戦が身近になったことに加え、コーチらが指導力向上に励み、選手が真面目に練習している成果がでてきているのではないでしょうか。県内のコーチは資格制で、試合でベンチに入る条件にもなっています。2年に1度、当協会などでリフレッシュ講習があり、最新の指導法を紹介しています。
W杯を観戦して、日本代表選手は大柄な海外選手との体格差を補う「真面目さ」「俊敏性」「粘り強さ」「緻密なプレー」があり、世界で戦えると確信しました。W杯で活躍した選手を含め、近年の各種スポーツの世界大会でのトップアスリートたちのコメントはすがすがしく、ファンや関係者への感謝の気持ちがあふれ、対戦相手への敬意が感じ取れます。観戦していて、さわやかな気持ちになります。このような好印象も、不適切な指導や暴言などがあれば一瞬でイメージダウンします。当協会としてはこれまで以上にコーチ育成に力を入れて素晴らしい選手が育つ環境を整えます。そして千葉県がバスケットボール王国になり、いつの日か世界で県出身選手が活躍する日を迎えられればと思います。
国内のスポーツは、観戦して応援する文化が発展途上な印象があります。プロの歴史がある野球やサッカーは多くの観客を収容するスタジアムが各地に整備されていますが、バスケットボールを含めてその他のスポーツは選手やコーチらが練習や試合だけをする場所ばかり。現代のスポーツは「(プレー)する」「観る」「支える」がトレンドです。Bリーグの各チームは、2026年に創設される新たなトップカテゴリー「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」参入へ向けてアリーナの整備を進めています。「観る」機会が増えれば「支える」ファンも増え、「(プレー)する」裾野も広がります。
今年も「バスケットボールの価値向上」を最大の目標に取り組んでいきます。
一般社団法人 千葉県バスケットボール協会
◇住所 船橋市西船4―18―14西船スカイマンション701号室
◇☎047―401―1581
◇事業概要 バスケットボールの普及・振興、競技力向上のための事業。指導者・審判員の育成と養成、大会や競技会の開催



