文化の灯を社会福祉活動へ 株式会社双美(ふたみ) 代表取締役・エッセイスト 吉成庸子氏 【千葉のトップが語る2023】

  • 吉成庸子氏

  • カーテンコールで花束を受け取った吉成さん(中央)=「声の花束」2022年6月25日、千葉市文化センター

  • 日本・ウクライナ友好議員連盟の森会長に義援金を託した千葉おかみさん会の吉成会長=「ウクライナ支援チャリティーディナーショー」2022年11月、千葉市中央区

  • 吉成庸子氏

  • カーテンコールで花束を受け取った吉成さん(中央)=「声の花束」2022年6月25日、千葉市文化センター

  • 日本・ウクライナ友好議員連盟の森会長に義援金を託した千葉おかみさん会の吉成会長=「ウクライナ支援チャリティーディナーショー」2022年11月、千葉市中央区

文化の灯を社会福祉活動へ

 1968年、創業当初は喫茶店を経営していました。その後、会社として復活した10年ほど前から、演劇やコンサートなどのイベント企画を手がけ、現在に至ります。

 昨年もコロナ禍の影響を受けながら、皆さまのお力添えのおかげで2022年2月には天皇誕生日を祝う記帳会、6月には視覚障害者へのチャリティーとして「朗読と歌の会 声の花束」、11月にはウクライナ支援チャリティーディナーショーが実現。千葉県の文化が今より少しでも育っていってほしい一心で、何とか開催することができました。

 千葉テレビで毎週日曜正午から放映中の情報バラエティー番組「お昼の快傑!TV」にレギュラー出演を続け、県内の各市町村を訪ねるたび、各自治体の首長さんや職員の方々の熱意を感じます。知られざる魅力をあらためて多くの皆さまに周知し、観光振興の一助になればと思います。

 今年は、白血病の少女と級友の絆を描く「友情~秋桜のバラード~」チャリティー公演を再開し、骨髄バンクへの登録を呼びかけようと企画プロデュースの準備中です。また、千葉県いのちの電話協会の副会長も務めていますが、社会問題化する自殺者の増加を何とか食い止める活動にも、今後さらに力を注いでいきたいと考えています。

 感染予防のための行動制限などがなくなれば、再び舞台芸術を存分に楽しめるようになるでしょう。皆さまとともに文化のともしびを千葉の地で輝かせられる日を楽しみにしております。

株式会社双美

◇住所 千葉市中央区中央3ー4ー13
◇電話 043ー215ー7015
◇事業概要 イベント企画・プロデュース・演出、会員制ラウンジ「夢子」

  • Xでポストする
  • LINEで送る