ツール・ド・ちば2006 第2日目・房総の海辺を駆け抜ける参加者ら=南房総市和田

県内外延べ1250人参加 秋晴れ房総 銀輪疾走
ツール・ド・ちば2006

 秋の房総半島を自転車で駆け抜ける「ツール・ド・ちば2006」(千葉日報社、県、県観光協会、県サイクリング協会、県自転車競技連盟、コース沿線26市町村など実行委員会主催)が2006年10月7、8、9日の3日間にかけて行われ、感動のフィナーレをむかえた。

 第1日目の7日、木更津市のかずさアカデミアパークから白子町の海岸線まで107キロに約360人が挑戦。前日からの雨もスタート時には上がり、昼前には青空が広がる絶好のコンディションに恵まれ、参加選手は房総路をひた走った。

 第2日目の8日、全国から参加したサイクリスト約500人が白子町から南房総市白浜までの102キロの房総の里山、外房の海岸美と変化に富んだコースを走破した。午前8時に出発。長生村、睦沢町の田園地帯を軽快に抜け、大多喜町の丘陵を抜けて、外房の海沿いに出た。参加者は太平洋からの海風と豪快な海しぶきに元気づけられ、ゴールの白浜を目指した。

 第3日の最終日は9日、午前7時に朝日を浴びた白浜・野島崎灯台近くをスタート。太平洋の潮風をBGMに快調に飛ばした。房総フラワーラインから海沿いに走り、館山市の北条海岸に。道の駅・鄙(ひな)の里で休憩してからは山越えのコースにチャレンジした。約260人が房総半島最南端の南房総市白浜からゴールの木更津市・かずさアカデミアパークまでの101キロを走り抜いた。

【写真】第2日目・房総の海辺を駆け抜ける参加者ら=南房総市和田

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