サポーター落涙 J2降格確定 悔しさ抑え「最高の試合」 地元・柏PVに500人 柏レイソル

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J2降格が決まり、涙を流して悔しがるサポーターら=24日、柏市の三井ショッピングパーク ららぽーと柏の葉
J2降格が決まり、涙を流して悔しがるサポーターら=24日、柏市の三井ショッピングパーク ららぽーと柏の葉

 柏レイソルのJ1残留が懸かった24日のセレッソ大阪戦。地元・柏市のショッピングセンター「三井ショッピングパーク ららぽーと柏の葉」でパブリックビューイング(PV)が行われ、集まった約500人が大阪で戦うチームへ大声援を送った。3-0で快勝したものの、残留争いの対象チームも勝ったため9季ぶりJ2降格が確定。サポーターらは涙で頬をぬらし、「今季最高の試合だった」と悔しさを抑え、闘志あふれるプレーを見せたイレブンをねぎらった。

 残り2試合でJ2自動降格圏の17位と崖っぷちのレイソルは、アウェーで対戦。後半8分、中山雄太選手が待望の先制ゴールを決めると、観客は歓声を上げて総立ちに。仲間と抱き合い、応援タオルを振って喜んだ。

 さらに、13分に江坂任選手が、39分にはクリスティアーノ選手がそれぞれ得点を追加すると、レイソルカラーの黄色に染まった会場は歓喜の渦。「行けるぞ!」と熱い声援が響き、柏市の会社員、川上慎さん(40)は「闘志が伝わってくる。今日はいつもと違う勢いがある」と興奮気味に話した。

 無失点に抑えて快勝し、残留が懸かる対象チームの結果を待った。いずれも対象チームが意地の勝利を収め、レイソルの降格が確定。祈るように両手を合わせていたサポーターらは頭を抱えて涙をこぼした。

 伊東純也選手のサイン入りユニホームを着て応援した流山市立向小金小3年、井関浬太郎君(8)は「悔しい」と落ち込んだ。所属するサッカークラブでのポジションはMFで、「純也選手のようなMFになりたい」と話した。

 夫婦で観戦に訪れた茨城県守谷市の公務員、横原和真さん(35)は「『絶対にJ1に残る』という意地を感じた。今シーズンで一番良い試合だった」と称賛。妻の晶代さん(36)は「1年でJ1に戻るのを信じている」と力強く語った。