必勝祈願「気迫見せて」 降格危機レイソルに地元・柏 11月24日、運命の一戦

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レイソル選手に熱いエールを送る上原店長(左)=22日、柏市の「サッカーショップKAMO柏店」
レイソル選手に熱いエールを送る上原店長(左)=22日、柏市の「サッカーショップKAMO柏店」

 残留へ望みをつなげ-。サッカーJ1の柏レイソルがあす24日、負ければJ2降格が決まる運命の一戦に臨む。「勝つしかない。気迫を見せて」。地元・柏市では、長年チームを応援し続けてきたサポーターらを中心に必勝を祈願する声が高まる。試合は直近2試合で1勝1分けの強敵、セレッソ大阪のホーム、ヤンマースタジアム長居(大阪府)で午後2時キックオフ。柏市内ではパブリックビューイングも開かれる。

 JR柏駅前にあるレイソルのオフィシャルショップでサッカー用品専門店「サッカーショップKAMO柏店」の上原哲男店長(45)は「状況は厳しいが、残留の可能性はゼロじゃない。前を向いて、全力で戦って」と力を込める。

 柏店がオープンした1993年当時も同店に勤務し、翌94年のレイソルJ1昇格を見守った上原店長。埼玉県出身だが、来店するレイソルの選手やサポーターと接するうち、すっかりファンに。「今ではお客さまから(レイソルカラーの)黄色い血が流れているのでは?と言われるほど。選手とサポーターの距離が近いのがレイソルの良いところ。熱い応援が選手の力になれば」と願う。

 最近は窮地のレイソルを鼓舞するため、応援グッズを買い求める親子連れや、24日に大阪まで応援へ行くという常連客も来店。「24日は(主将の)大谷選手を中心に一致団結してほしい。柏神社へ(必勝祈願の)お参りに行こうかな」とほほ笑む。

 勝利を信じる柏市民の心も一つだ。同市の会社員、田島隼人さん(28)は「レイソルのプライドを懸けて、気迫のサッカーで連勝してほしい」と切望。また、秋山浩保・柏市長は「いよいよ残り2試合となってしまったが、最後まで諦めず戦い抜いてほしい。ぜひ勝利をつかみ取ってホームに帰ってきて」とエールを送る。

 パブリックビューイングは、同市のショッピングセンター「ららぽーと柏の葉」で開催される。

◆レイソルのJ1残留

 残留には1敗も許されない厳しい状況だ。残りは2試合で、最終順位17位のチームはJ2に自動降格となり、16位チームはJ1参入プレーオフに回る。現在レイソルは勝ち点33で17位。4点差の37で14位湘南ベルマーレ、15位サガン鳥栖、16位名古屋グランパスが並ぶ=表参照。レイソルは次節でセレッソ大阪に負けると2009年以来3度目の降格が決まる。レイソルの最大勝ち点は連勝の「39」。勝利と引き分けでは「37」で対象チームが連敗すれば並ぶが、得失点差でも水をあけられている。