「合格」堅守で快進撃 柏レイソル 【千葉県勢スポーツ年末回顧2017・Jリーグ】

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最終節、広島戦の試合終了後にサポーターへあいさつする柏イレブン=2日、柏

 「チーム全体で取った勝ち点62だと思う。真摯(しんし)にとらえたい」。最終節後の会見で、柏の下平監督に暗い表情はなかった。

 「合格」と評価したのが守備だ。失点はわずか33。年間34試合制となった2005年以降のJ1に限れば、最低の数字だった。終盤の3連続を含む無失点試合数は、12を記録した。

 ブラジル人トリオを擁し高い攻撃力が注目を浴びていたが、監督は「走ってプレッシャーをかけ続ける」布陣に切り替えた。中川寛らの粘り強いプレスがリズムを生み、4月16日の第7節から8連勝。一時首位に立つ原動力となった。

 初のベストイレブンを受賞したGK中村の存在は大きく、全体に相乗効果を生んだ。主将の大谷は「ゼロ失点が続き自分らも自信を持ったし、クロスがフリーで打たれることも減った」と振り返っている。

 4位で終えたが、アジア・チャンピオンズリーグ出場のチャンスはまだ残っている。まずは23日の天皇杯準決勝突破に全力を注ぐ。