千葉ロッテ平沢、完全復活へ奮闘 右肘手術、リハビリ途中

打撃練習する千葉ロッテ・平沢=さいたま市(球団提供)
打撃練習する千葉ロッテ・平沢=さいたま市(球団提供)

 ドラフト1位指名から5年。遊撃の定位置争いから後れを取る23歳の危機感は強い。千葉ロッテの平沢大河内野手は昨秋に痛めていた右肘を手術し、まだリハビリ途中。15日の自主練習後にオンライン取材に応じ「焦りはある。チームは新しい選手を使いたいと思うが、その中で1軍の舞台に立てるように頑張りたい」と語った。

 昨季は痛みを抱えたまま2軍の試合に出場。不振に陥りプロ初の1軍出場なしに終わった。打撃では右手に力が入らずプレーに支障を来し、痛みの原因だった骨棘(こっきょく)と遊離軟骨除去に踏み切った。

 手術から3カ月。送球はネットスローの段階でノックを受ける際は捕球のみ。キャンプ中には問題なく投げられることを目指す。昨季の正遊撃手だった藤岡に加えて新外国人のエチェバリアや新人の小川らが入団し、競争相手は多い。「一日でも早く万全の状態になりたい」と見据える。

 宮城県多賀城市出身で、今年は東日本大震災から10年を迎える。中学1年生だった当時、自宅で二つ上の兄と過ごしていると経験のない揺れに見舞われた。家は1週間停電。所属していた七ケ浜シニアのグラウンド周辺は津波が襲った。「10年は早いなと思う。プレーで(地元に)恩返しをしたい」と飛躍を誓った。



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