鷹に4連続勝ち越し 千葉ロッテ

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7回途中2失点で2勝目を挙げた千葉ロッテ・石川=ZOZOマリン
7回途中2失点で2勝目を挙げた千葉ロッテ・石川=ZOZOマリン

 【評】千葉ロッテは投打がかみ合い快勝。対ソフトバンクは開幕から4カード連続で勝ち越しとなった。石川は七回途中2失点で2勝目。計3本塁打の打線は4番井上が3ランなどで4打点。ソフトバンクは3併殺打と拙攻が目立った。

ソフトバンク
000100100―2
11201300×―8
千葉ロッテ
▽勝 石川8試合2勝2敗
▽敗 ミランダ8試合3勝3敗
▽本塁打 中村奨8号(1)(ミランダ)菅野1号(1)(椎野)井上7号(3)(川原)

◆石川、本拠地で久々の白星

 11カ月ぶりの本拠地白星が決まると、千葉ロッテの石川は表情を少し緩めながらスタンドにあいさつした。七回途中まで被安打は7。ねじ伏せる投球とはいかなかったが、2併殺をとるなど要所を締めて2失点。ZOZOマリンでは昨年6月26日以来の勝利を挙げ、プロ通算50勝となった右腕は「全体的に良かった」と話した。

 生きたのは緩急だ。140キロ後半の直球で攻めれば、時には宝刀のシンカーを沈めて打者の打ち気を逸らす。5失点した1週間前の楽天戦は走者を背負った場面で粘れなかったが、この日はピンチで低めを貫いた。

 これで今季2勝目。今季は井口監督から開幕投手に起用されるなど高い期待を受けたが、なかなか白星を積み上げられなかった。「これ(七回途中2失点)を最低限にしないと」。短い言葉に責任感がこもった。

 開幕から対ソフトバンクは4カード連続の勝ち越し。勝利に酔うスタンドに、お立ち台の右腕は「朝乃山、優勝おめでとう」。大相撲夏場所で初優勝した同じ富山県出身の力士を祝福し、ファンを笑わせた。

◆井上6試合ぶり一発

 千葉ロッテの井上が6試合ぶりの一発でソフトバンクを突き放した。5-1の六回2死一、二塁から直球を捉え、3ランを右中間の新席「ホームランラグーン」の中に運んだ。「久しぶりのいい感触だった」とうなずいた。

 後輩のミスを払拭(ふっしょく)する一発だった。1死一、二塁から三盗を仕掛けた岡が、相手投手からの送球を三塁手が捕球し損ねて盗塁が成功したのにも関わらず、離塁してアウトに。好機が潰れかねないミスだったが「岡をカバーしたい気持ちだった」と話した4番が男気を見せた。

◆ダッグアウト

 千葉ロッテ・井口監督「(石川は)素晴らしい投球だったし、打線は先制、中押しと点をしっかり取れた」

 清田(5試合連続本塁打はならずも3安打と好調維持)「自分でもびっくり。緊張しながら打席に入っている」

 中村奨(二回に4月28日以来の本塁打となる8号ソロ)「初球から積極的にいこうと思っていた。それだけです」

 菅野(五回に1号ソロ)「打ったのはストレート。思い切っていけた」