逆転許し3連敗 千葉ロッテ 

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千葉ロッテ-楽天 2回千葉ロッテ無死二塁、福浦が先制の右前適時打を放つ=ZOZOマリン
千葉ロッテ-楽天 2回千葉ロッテ無死二塁、福浦が先制の右前適時打を放つ=ZOZOマリン
先発し7回3失点だった千葉ロッテ・涌井
先発し7回3失点だった千葉ロッテ・涌井

千葉ロッテ-楽天19回戦(ロッテ10勝9敗、14時、ZOZOマリンスタジアム、29879人)
 
楽天
000300000―3
010000000―1
千葉ロッテ
▽勝 岸22試合11勝3敗
▽S 松井50試合4勝7敗4S
▽敗 涌井20試合5勝9敗
▽本塁打 内田7号(2)(涌井)

 【評】千葉ロッテは中盤に逆転を許し3連敗。先発の涌井は三回まで無失点も四回に3失点。打線は福浦が二回無死二塁から適時打を放ったが、その後は沈黙して逃げ切られた。楽天は岸が11勝目。松井が通算100セーブを達成した。

◆白星逃すも粘投 涌井

 先発した千葉ロッテの涌井は7回9安打3失点。7月22日以来となる白星は逃したが、粘りの投球で試合をつくった。

 三回までは無失点も、四回に銀次の犠飛で追い付かれた後、内田に勝ち越し2ランを被弾。「(同点の)1点は仕方がないとして、その後のホームランが…」。それでも五回以降は走者を出しても要所で三振を奪い、ゼロを並べた。井口監督は「ワク(涌井)の時は打線が打てない。しっかりゲームをつくってくれた」と右腕をねぎらった。

◆福浦2000安打へあと「3」 二回に岸から適時打

 打球が地面に落ちた瞬間、地鳴りのような歓声が球場を包んだ。千葉ロッテの福浦が0-0の二回に均衡を破る適時打を放った。本拠地での打点は、7月22日のオリックス戦以来。これで通算2千安打まであと3本に迫った。

 直前に先頭打者の鈴木が二塁打を放ち、迎えた好機。楽天先発の岸に2球で追い込まれたが、背番号9の狙いは一つだった。「何とか大地(鈴木)を進塁させようと、右打ちを心掛けた」。

 3球目。内角の143キロを捉えると、ライナー性の打球は右翼手オコエの手前で弾んだ。生還した瞬間に思わず拳を一塁へ掲げた鈴木を含め、ベンチも大喜びの一打に「良いところに飛んでくれた」と振り返った。

 この日は自身のグッズが先着2万人に配られ、満員のファンがスタンドを覆っていた。「たくさんの応援の中で打席に立たせてもらった」。それだけに「チームが勝てれば良かったけど、甘くない」と敗戦を悔やむ。「明日(の楽天先発)も右投手(藤平)。体調を見ながら使っていきたい」と井口監督。スタメン起用を続け、偉業達成を後押しする。