【千葉魂特別版 キャンプ日記】自主自律の精神胸に

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グラウンドで清田(右)に指導を行う井口監督=7日、石垣

 「自主自律」の精神。それは井口マリーンズが掲げているテーマの一つでもある。午前7時30分に宿舎を出発し、全体練習前に体を動かすのは選手自身の考え。全体練習が終わり、室内練習場にてそれぞれが足りなかった部分を練習することで補うかどうかを決めるのも自主性だ。ただ、自由は厳しさと表裏一体。もう一つのテーマは「全員競争」。おのずと選手たちは悔いなき練習の日々を送っている。

 「自発的だけど、競争の中でやっていること。ピッチャーの生きた球をみたい、もっともっと打ちたい。そういうときはどんどん言ってもらえたらと思う。自発的に練習をしていかないと置いていかれるだけ。次の紅白では結果を求める。アピールしてもらう」

 グラウンドでは選手とコミュニケーションを深めている指揮官だが、競争の先に待っている結果の話となると厳しい言葉を続ける。手応えはある。選手の取り組む姿勢に変化が生まれてきた。自分たちで考えて工夫をした練習を繰り返している。濃く熱い日々になっている。

 「選手の意識が変わってきている。走塁もそう。積極性が出てきた」。肌寒かった石垣島が少し暖かさを感じられるようになってきた。選手の表情は日に日に精悍(せいかん)になっている。春は確実に近づいている。

(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)