2017年7月25日 05:00 | 有料記事
オールスターが終わり後半戦を翌日に控えた7月16日。練習を終えた直後のことだった。監督室のドアをノックする音がした。入ってきたのはチームスタッフたち。しかも一人、二人ではなく1軍に帯同している全員だった。「ちょっとお話がありまして」。突然の訪問に伊東勤監督は驚いた様子で招き入れた。全員が入室したのを確認すると一人のスタッフがスッと隠し持っていたものを差し出した。それは銀色に光るミット。ナゴヤドームでのオールスターゲームで指揮官が野 ・・・
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