涌井、開幕5連勝 千葉ロッテ

◇千葉ロッテ−日本ハム7回戦(ロッテ4勝3敗、13時1分、QVCマリンフィールド、21052人) 
123456789
日本ハム 1 0 0 0 1 0 0 0 1 312
千葉ロッテ 0 0 0 0 3 0 1 0 X 48
▽勝 涌井6試合5勝 ▽S 西野11試合2勝8S ▽敗 メンドーサ6試合1勝3敗 ▽本塁打 清田3号(2)(メンドーサ)

◆強風にも負けず「打者集中」

 一回に1点を先制され、五回には2点目を許しても、千葉ロッテの涌井は粘り続けた。五回裏に打線に逆転してもらうと、もう余計な点を与えることはなかった。7回2失点で自身初の開幕5連勝をマークした。

 強風で有名なQVCマリンフィールド。風速10メートルを上回る場面もあったが「変に意識し過ぎると駄目。風が吹いていても打者に集中した」と低めに集めた。投げ合ったメンドーサの6四球とは対照的に、今季最多の132球を費やしたとはいえ無四球の安定ぶりが光った。

 3−2の七回2死三塁では中島に全て140キロ台の球を投じた。粘りが身上の中島は外角の変化球を巧打することが多いと考え「内角に投げておけば(野手の)頭を越されることはない」と冷静だった。11球目の148キロで見逃し三振を奪うと派手にグラブをたたき、試合後には「ガッツポーズしちゃいましたね」と普段はクールな男がはにかんだ。開幕から活躍する背番号16に「こういう状況でも抑えるのがエース」と伊東監督は賛辞を惜しまなかった。涌井は「このまま負けなければいいかなと、ちょっとだけ願っている」とささやかに無敗を祈った。


戦評

 千葉ロッテは涌井が開幕5連勝を飾った。7回を投げて無四球と安定した投球で2点に抑えた。打線は0−2の五回に清田の2ランとナバーロの犠飛で逆転。七回にナバーロの二塁打で1点を加えて3連勝。日本ハムのメンドーサは3敗目。


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