益田、復活に手応え 球威戻り、新球も習得 千葉ロッテ

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 かつての輝きを取り戻せるか。千葉ロッテの益田は開幕から5戦のうち3試合に登板し「ボール自体はいい。これを維持できるようにしたい」と長いシーズンを見据えている。新人から4年連続で50試合以上に登板しているが、昨季は序盤から不振に苦しんだだけに復活への思いは強い。

 新人だった2012年に72試合で2勝2敗1セーブ、防御率1・67で新人王に輝いた。抑えを務めた13年は33セーブを挙げて最多セーブのタイトルを獲得。実績は豊富だが、昨季は速球が140キロ前後しか出ず「投げる球に迷いがある」とこぼしたこともあった。

 昨秋のキャンプから肩周辺や胸の筋力を鍛え直し、真っすぐの力強さを取り戻した。今季初登板となった26日の日本ハム戦。最速は150キロに達した。打者を力で押し込めるようになり「ファウルを打たせられれば楽になる」と表情は明るい。落合投手コーチも「ここ2年くすぶっていたけど、あれが本来持っている力」と復活を歓迎する。

 新たな武器も身に付けた。これまで決め球はもっぱらシンカー。今は変化の大きいスライダーやカットボールを積極的に使う。27日には、しぶとい日本ハムの中島からスライダーで空振り三振を奪った。幅が広がり「次の対戦ではシンカーを使いやすくなるし、他の球団もビデオを見ている」と手応え十分の様子だ。

 開幕戦で中継ぎの柱、大谷が腰を痛め、戦列を離れた。チームの苦境で益田の存在感は高まる。まずは抑えの西野につなぐ八回を任されるよう「そうやって使ってもらえるように頑張ります」と力を込めた。