J1へ、人一倍の思い 12年ぶりの古巣 山口智

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 3月4日のJ2開幕が間近に迫った。J2で3年目を迎えた千葉に、DF山口智(33)が12季ぶりに復帰した。市原(現千葉)ユース時代にJリーグデビューし、2001年に移籍したJ1G大阪では数々のタイトル獲得に貢献し経験を重ねてきた。「人一倍J1に戻りたい気持ちは強い。何とか力になりたい」と、静かに闘志を燃やす山口智の思いを紹介する。

 当時とはメンバーやスタジアム、クラブハウスもまるで違う。12年ぶりの古巣にも、特別な感慨はない。「戻ってきたいとは一回も思ったことはなかった」。何より、G大阪で目の前の勝負に心を傾け、戦ってきた自負がある。

 1月の新体制発表会。「はっきりとした目標があり、その先につながる土台をつくる中で力を貸してほしいと言われたことが大きかった」と、復帰を決断した胸中を明かした。古巣という理由よりも、J1返り咲きという千葉が持つ至上命令への挑戦に心が動いた。

 足元の高い技術に定評があり、攻撃の起点になれるセンターバック。チームが目指すのは最終ラインからパスをつなぐ攻撃的スタイル。木山監督の方針に特性は重なる。

 「つなぎの部分だったり、状況がよくなるようなパス出しをしないといけない。守備の面でも攻撃のことを頭に置いている。こだわりを持ってやっているので、ぶれずにやっていきたい」