飛躍への土台完成  ジェフ千葉 【千葉県勢スポーツ年末回顧2017・Jリーグ】

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名古屋とのJ1昇格プレーオフ準決勝で先制点を決め喜ぶ千葉イレブン=11月26日、パロマ瑞穂
名古屋とのJ1昇格プレーオフ準決勝で先制点を決め喜ぶ千葉イレブン=11月26日、パロマ瑞穂

 J2千葉は新任のエスナイデル監督の下再出発。昨季の11位から6位と浮上した。ハイライン、ハイプレスでボールを奪取する攻撃的なサッカーが結実。6月の20節ではクラブ歴代最多タイの1試合6得点、リーグ最終盤には初の7連勝という記録も打ち立てた。

 守備的MF2人を用いる布陣が当たり快進撃となった。ただ、ある選手は「ちょっと勢いに乗るのが遅すぎた」と話す。9月は勝ち点6差で迫っていた6位東京Vとドロー。次戦で最下位群馬に敗れるなど、「取りこぼした」試合は多い。

 それでも、飛躍の予感が漂う土台はつくり上げた。監督は「すべてが来年につながる」と前向きにとらえる。手薄な守備陣を補強しつつ、特殊な戦術が浸透した多くの選手が来季も残留することが、09年以来のJ1復帰に向け不可欠だ。