敗退も「来季こそ昇格」 フクアリのPVで3000人エール ジェフ千葉

  • 0
  • LINEで送る

J1昇格への望みが断たれ、呆然とスクリーンを見つめるサポーター=26日、千葉市中央区のフクダ電子アリーナ

 「来季こそJ1復帰を」-。サッカーJ2のジェフユナイテッド市原・千葉が26日、挑んだ名古屋グランパスとのJ1昇格プレーオフ(PO)準決勝。フクダ電子アリーナ(千葉市中央区川崎町)のパブリックビューイング(PV)では3137人が声を限りに応援したが、祈りが届かず2-4でPO敗退が決まると、あちらこちらでため息が漏れた。

 悲願のJ1復帰まであと2勝だった。集まったサポーターらは試合を中継する巨大スクリーンを前に、アウェーの地で奮闘するイレブンにエール。前半47分にFWラリベイが先制点を決めると熱気は最高潮に。後半、立て続けに点を奪われ逆転を許してもあきらめず、「まだいける」「頑張れ」と祈るような表情で見守ったり、懸命に旗を振ったりした。

 試合終了のホイッスルが鳴ると、落胆の表情が広がったものの、最後まで走り続けた選手らに拍手を送った。

 中央区の会社員、畑千夏さん(45)は「1点取られてから、相手の雰囲気にのまれたような感じ。勝ってほしかった」と悔しげに語った。友人と観戦に来た松戸市の専門学校生、本田翼さん(20)は「前半は良かったのに残念。もうPOは見たくない。今季7連勝した勢いで来季こそ自動昇格してほしい」と願った。

 同クラブは今季、最終盤に初の7連勝で追い上げ、6位でPO出場枠に滑り込む“土壇場ミラクル”を実現。2010年にJ2へ降格して以降、8年連続でJ1昇格を逃した。