終了間際追い付く ジェフ千葉

J2第8節  フクダ電子アリーナ 観衆7986人
千葉 VS 町田
1 0 前半 1 1
1 後半 0

▽得点者 【千】オナイウ(1) 【町】鈴木孝(3)

 明治安田J2第8節第2日(17日・ヤンマースタジアム長居ほか=7試合)千葉は2位町田と引き分けた。首位のC大阪は北九州と1-1で引き分け、勝ち点を20とした。地震による2試合のほか、暴風の影響で金沢-愛媛が中止となった。

◆チーム救う今季初得点 オナイウ

 2位町田との対戦。千葉は敗れれば、勝ち点差が「6」に広がってしまう。勝てなかったが、追い掛ける立場だけに「3」差をキープしたことは価値がある。

 途中出場のオナイウが後半ロスタイムに歓喜を呼び込んだ。4分のロスタイムも終わりに近づいていた、後半49分。「あそこに蹴ると思った。1人目がニアに入っていくのはチームでずっと言ってきたこと」。阿部の左クロスに呼応した。

 「ニアの前にボールが来ると思って走り込んだ。少し入り過ぎて、少し下がりながらになった」。180センチのFWは頭で合わせると、思わず後ろに倒れ込んだ。だが、目で追ったボールはゴールの右隅を射抜いていた。声を上げながら、両拳を握りしめて喜んだ。

 チームは開始早々に先制点を献上した。相手最終ラインの裏に長いボールを送って好機を築いたが、決定力を欠いた。関塚監督がハーフタイムに「力み過ぎている」とイレブンに注文を付けたというほど。それだけに、指揮官は「しっかり枠に飛ばしてくれた」と背番号19をたたえた。

 今季3試合目の出場で、初得点。今夏のリオデジャネイロ五輪の日本代表入りのため、オナイウ自身にとっても大きなゴール。五輪の初戦が父の母国ナイジェリアに決まり、20歳は「より出たい気持ちが増えた」と明かす。「チームで結果を出さないと呼ばれる可能性はなくなってくる。継続して点を取れるように」と、一戦一戦アピールを続けていく。

◆阿部がアシスト

 阿部が好クロスで、千葉の同点ゴールを演出した。「一番近くにエウトンがいて、相手がいて、もう一人奥に誰かいるのが見えて、そこに合わせようと思った。そしたら、うまく阿道(オナイウ)が合わせてくれた」と解説した。

 強風に見舞われる中、左サイドからクロスを供給し続けた。最後に実り、32歳のDFはガッツポーズで喜びを表現して「たくさんクロスを上げていたのに、得点にならなかったら悲しかったので」と笑いを誘った。


戦評

  千葉が後半ロスタイムの土壇場に追い付いた。前半11分に先制点を献上。ゴールが遠かったが、後半49分に阿部の左クロスを途中出場のオナイウが頭で合わせて同点とした。町田は終盤に足が止まり、連勝が5で止まった。


  • LINEで送る