後半41分、まさかの失点 大分に敗れ終戦

プレーオフ決勝  国立競技場 観衆27433人
大分 VS 千葉
1 0 前半 0 0
1 後半 0

▽得点者 ▽得点者 【分】林

 J1昇格の最後の1枠を争うプレーオフ決勝は23日、東京・国立競技場に2万7433人の観衆を集めて行われ、J2で5位の千葉は6位の大分に0-1で敗れ、4季ぶりのJ1への復帰を逃した。

 年間順位を優先する規定により引き分けでも昇格できた千葉はエース藤田らが何度も惜しいシュートを放ったが、GK丹野の好守にも阻まれた。大分は途中出場の林は後半41分に右足のループシュートを決めた。J2の活性化を狙って今季導入されたプレーオフはJ2の3~6位の4チームが参加し、トーナメント方式で行われた。

◆「選手はベスト尽くした」
 一つ一つの勝ち点を積み重ねるリーグ戦とは、まったく異なる一発勝負。その恐ろしさを、千葉は思い知らされた。木山監督は「選手はベストを尽くした。責めることはできない」と話した。

 相手を4本上回る12本のシュートを放ちながら無得点。好機の数で上回りながらの敗戦は、今季喫した12敗の半数に上る。失点がリーグ最少だったのに対し、得点は5位タイ。この日の負けよりも自動昇格を逃したことを悔やむ指揮官は「そういうところが響いてきたのかな」と今季を総括した。

◆林と村井は古巣対決
 大分の林と村井にとっては昨季までプレーした千葉との古巣対決で、ともにプロデビューした思い入れの強いクラブのJ1昇格を阻止することになった。

 決勝点を挙げた林は「できることなら千葉とはやりたくなかった。素直に喜んでいいのか…」と複雑な表情も見せた。一方、村井は割り切った様子で「相手のことを気遣う余裕はなかった。全力でやった」と話した。


戦評

  千葉は後半41分の失点で敗れ、4季ぶりのJ1復帰を逃した。メリハリのある試合運びで再三好機をつくったが、得点を決めきれなかったのが響いた。大分は一瞬の隙を突いて裏に抜け出した林がゴール。4季ぶりのJ1行きを決めた。


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