肩痛限界、6球降板 千葉 第95回全国高校野球選手権大会

  • LINEで送る

 右肩痛を抱えたエースは「試合が始まる前になって、無理だと思った」と明かした。木更津総合先発の千葉貴央は、先頭打者にスローボールを6球投じ、空振り三振を奪っただけで降板。笑顔が広がる控え室の隅で一人うつむき、今にも涙がこぼれそうだった。

 「原因不明」という昨秋からの痛みが、完投した1回戦後に再発。責任感の強い2年生はこの日も志願して先発したが、限界だった。試合前のブルペンからしきりに肩を気にし、捕手のミットに届かないボールばかり。「申し訳ない。情けない」と繰り返した。