専大松戸 投手戦制す 4安打完封にも「80点」 高橋

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 専大松戸のエース高橋礼が拓大紅陵を完封した。だが、4安打を許したため自己採点は80点。「ヒットにされる球をヒットにされた。うまく修正していたらノーヒットノーランもいけた」と残り20点の課題を振り返る。

 序盤は緊張もあり歩幅が乱れ、ボールが上がりすぎた。持丸修一監督からも「高めにいくなよ」と注意を受け、「丁寧に低めを攻めた」。互いに無得点が続いたが、六回の連続二塁打で1点を先制し、弾みが付いた。「投手戦に持ち込めば勝てる自信があったので我慢できた」。仲間との信頼関係がエースを支えた。

 185センチ、75キロ。下手投げは中学3年の春から始めた。股関節を柔らかくするため、10キロのダンベルを両手に持ち足を開いて繰り返しジャンプするトレーニングを欠かさない。移動のバス内では同じ下手投げの牧田和久投手(西武)の動画をスマートフォンでチェックする熱心さだ。

 新チームになって持丸監督から「受け持った中で一番弱いチーム」と酷評されながらも4強入りを果たした。それでも「ベスト4はあくまで通過点」と高橋の鼻息は荒い。「相手を研究して、苦手なところを緻密に攻めたい」。頂点を目指す準備はできている。