激闘終えノーサイド 成田・丹治

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 激闘の末の“ノーサイド”だ。敗れた成田の丹治光生主将は、試合終了の整列で昨年末の県選抜メンバー仲間の習志野・長嶋善二と健闘をたたえ合った。「彼の方から駆け寄ってくれた。僕が泣きたかったのに、彼が泣いていた。いい仲間になれました」とほほ笑んだ。

 試合の終幕は守備のミスだった。ベンチから出てきた主将は、責任を感じてまともに歩けない選手に寄り添っていた。「2年半、あいつが一番頑張った。それが悔しい。肩を抱くことしかできなかった」。終始毅然(きぜん)と受け答えしていたが、この時ばかりは声を詰まらせた。