「ポンコツキャプテン」3打点 京葉・本吉

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 二回2死、二塁の好機に高めの3球目を「ばっちり」捉え、中前へ先制打を放った。「自分は下手でポンコツ。周りに打たせてもらった」。京葉・本吉一生主将は謙虚に振り返る。

 四回にも直球を左翼線へ打ち返し三塁打。打者2人を生還させ、試合の流れを決定づけた。打席に入る前、今関守監督から「お前が2本も打てるのは奇跡に近い。気楽にいけ」と励まされ、開き直れたのが好打につながった。

 守備でも女房役として先発渡部圭太、2番手荒木将輝を支えた。2年の荒木には八回のピンチに、「オレらがケツ拭いてやるからお前は存分に投げろ」と激励。6月初めまでケガに苦しんだ渡部にも「オレに付いてこい」と発破を掛けた。

 40年ぶりのベスト8進出だが、「プレッシャーは感じず自分らしく『一戦必勝』でやっていく」と意気込み。今試合を通して「もっと自信をもっていいのかなと思えた」と話す“ポンコツキャプテン”の成長は止まらない。