結成2カ月の一、二塁間 木更津総合 秋庭・高橋

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 「絡みやすい感じの先輩」と本人を前に堂々と言う後輩、秋庭豪太。先輩の高橋慎之介は「守備は自分の方がうまい」と笑顔で話す。仲がいいこの2人がチームの県大会制覇に大きな役割を果たしていた。

 「6月に形ができたチーム」と五島卓道監督は重ねて言ってきた。エースの成長はもちろん大きいが、もう一つ外せないのは春の大会まで一塁手だった高橋の二塁コンバートだろう。

 高橋を追いやったのが、春の大会後に打撃で頭角を現した2年生の秋庭だ。県大会では高橋に続く6番を打ち、3割近い打率で6打点を挙げた。秋庭の成長で守備位置が固まり、打線の厚みは増した。高橋も「上位につなぐ攻撃が増え、確実に打線が良くなった」と2年生を認めている。

 一塁以外に遊撃手や三塁手は務めたことがある高橋だが、二塁手は初めて。一塁では練習試合、公式戦を通じて無失策だったが、県大会では2失策を犯した。「バウンドを合わせる距離が長くなって」と慣れない定位置に戸惑いもあった。

 ただ、高橋は「秋庭が必要だった」とコンバートに納得し、「動きが分かるようになった」と守備に自信をつけている。

 「自分がファーストになってからの方が仲が良くなった」と話す後輩は、守備を教えてもらった先輩に一、二塁間のゴロは「頼ってしまうところもある」と笑う。結成2カ月のコンビのプレーに、注目してほしい。