柏日体快進撃ストップ 持ち味出ないまま完敗 夏の高校野球千葉大会 最終日

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 初めてたどり着いた決勝の舞台。柏日体ナインがまぶたの裏に焼き付けたのは相手ナインが優勝に歓喜する姿だった。4投手で18安打を浴び9失点と打ち込まれ、攻めても5安打完封負け。金原健博監督は「完敗。持ち味が出ないまま終わった」と振り返った。

 指揮官が勝負の分かれ目に挙げたのが0-3の五回。満塁機をつくったが、あと一本が出なかった。失策や四球でもらった好機。「向こうがバタバタしてきた。あそこで抑えられて向こうは乗っていった」。六~八回は三者凡退に終わり、反撃機は訪れなかった。

 準々決勝で昨夏王者の習志野にコールド勝ちするなど、今大会7試合中コールドが4度。大勝があった一方で、31個の犠打を決め16盗塁と小技も光った。「このチームは足があったんで、足を中心に鍛えてきた」。それなのに、決勝では三回に二盗を完璧に外され失敗した。

 大会中、選手がよく口にしたのは「我慢」の2文字。「同じ練習に飽きもあったが、そこを我慢して1個ずつ丁寧にやってきた」と林将太は言う。