「仲間が引っ張ってくれた」 東海大浦安・福原 夏の高校野球千葉大会 第11日

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 一回はテンポのよい投球で、打者3人で切った東海大浦安の背番号1、福原寛紀。「1年からベンチ入りしていた自分がチームを引っ張っていかなくては」。その思いは力みへとつながった。二回に4四死球、2点を失い降板。「後は頼んだ」と2年生投手に白球を手渡した。

 ベンチでは、戦い続ける仲間を鼓舞し続けた。森下倫明監督は「これまでは交代後に下を向いていることが多かったが、仲間を信じ、ともに戦うことを覚えてくれた」と成長をたたえる。

 指揮官が今春覇者との大事な一戦で先発を告げたのは当日朝、ブルペンで気合の入った投球を見たからだった。

 腰の痛みなど故障に悩まされ万全な状態で大会に臨めたことはなかった。大会1カ月前にも肩の痛みを覚えた。それでも最後の夏に万全を尽くそうと1日300球の投げ込みもやり遂げ、先発した初戦は完封した。