甲子園投手、苦い4失点 習志野・在原 夏の高校野球千葉大会 第11日

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 「去年は3年生に連れて行ってもらった甲子園。今年は自分たちの力で出場しなければいけなかったのに…」。昨夏の県王者、習志野のエ-ス在原一稀はまさかのコ-ルド敗退に号泣した。

 先発の大野駿が相手に2点リ-ドを許し、二回2死一、二塁のピンチの場面から登板。後続をピシャリと抑えた。だが、その後が締まらず2回を投げ4失点。

 特にマウンドを降りる結果を招いた四回1死満塁で柏日体の主砲市川将汰に浴びた走者一掃の3点三塁打は悔やんでも悔やみきれない。「得意球のスライダ-が甘く入った。ボ-ルが抜け、変化がかからなかった。チ-ムに申し訳ない」

 昨夏は2年生ながらチ-ム躍進の原動力として活躍。悲願の甲子園で投げた。今年は相手から研究されていることを意識し「配球を今までと少しずつ変えて臨んだ」。小林徹監督が「チ-ムで一番経験値の高い選手」と語る豊富なマウンド経験も、序盤に相手に与えた“押せ押せ”の勢いには勝てなかった。