強攻姿勢、最後まで 千葉英和 夏の高校野球千葉大会 第10日

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 1点差の九回2死から、艫居春紀が執念でつないだ内野安打。打席に向かう千葉英和の主砲は力を込めた。「狙いにいった。自分で決めてやろうと」と中村尋。だが、3球目を真芯で捉えた痛烈な打球は角度のない二直。高校通算39本目はならず、試合が終わった。

 “つなぐ”ではなく“おれが決める”ところこそが千葉英和らしい。五、六回と続いた1死三塁。伊藤修次監督の頭にはスクイズもよぎったが「調子のいい子は打たせたい。その方がベンチが盛り上がる」。押せ押せの時は止められないチーム。昨秋決勝で九回に5点を奪って逆転し、頂点を取った時もそうだった。

 この日も八回に3点。執念であと1点まで迫ったが、届かなかった。昨秋の関東大会では、初のセンバツにあと1勝まで迫ったナインに「就任してから1番力のあるチーム。(甲子園を)狙える力は十分にあったが、監督の力不足」と伊藤監督はわびた。