守りで悔いも打撃に輝き 市銚子・井上 夏の高校野球千葉大会 第8日

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 1-6の六回。市銚子2死一塁から右越えの適時三塁打を放ち1点を返した4番井上雄貴の胸にうずまいていたのは守りでの悔いだった。

 四回。1点リードしていたチームは2死二、三塁から相手8番打者に右翼線にフラフラと飛球を打たれ逆転を許した。右翼を守っていたのが井上。「ライトの前に落ちて点に絡んだ。気持ちで、捕れたと思う」

 既に敗退した仲間の思いも背負っていた。前日の17日。電車内で小学4年の時に野球に誘ってくれた銚子商の本田光希に偶然会った。そこで手渡されたのが守備手袋。「これを使って頑張りたかったのに…」