習志野快勝、満員のアルプス歓喜 序盤から猛攻に沸く

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 約4万3千人の観衆が詰め掛け、今大会初の満員となった甲子園が揺れた。全国高校野球選手権大会第8日の13日、本県代表の習志野高校が明徳義塾高校(高知県代表)に9-3で快勝した。序盤から打線が爆発し終始攻勢。熱気に包まれた習志野高校のアルプススタンドは、約1500人の応援団の歓声で沸きに沸いた。

 部員95人のうち、レギュラーの座を勝ち取れるのはわずか9人。左翼のポジションで先発した福山慎吾選手(2年)の父、隆夫さん(44)は「試合に出られないメンバーの支えがあってグラウンドに出してもらっている。心を込めて打席に立ってほしい」。福山選手が初回にヒットを放ち、先制のホームを踏むと、表情が一気に和らいだ。

 先発に抜てきされた大野駿投手(2年)の母、和子さん(50)は「先輩の足を引っ張らないでほしい」と祈る。息子の好投にも「全然ダメ。スピードが出ていない」。手厳しい言葉は、親として大きな期待の裏返しだ。