敬愛学園樫尾サヨナラ打 初先発井上、8回1失点

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 決めたのは九回から登板したエース樫尾亮磨の一打。だが、最高の舞台には仲間のお膳立てがある。「みんながつないでくれたんで、自分で決めたいと思った」。敬愛学園が全員の力を結集させてサヨナラ勝ちした。

 今大会初登板の井上裕貴が試合をつくった。六回を除き毎回走者を出し何度もピンチを迎えたが、最後の一線だけは粘りの投球で越えさせない。「完璧。(ヒーローは)持っていかれましたね」と声を弾ませた。

 「取り返したかった」。昨秋は背番号1を付けた。だが、練習試合では良くても公式戦で力を発揮できなかったという。チームも予選敗退し「秋は気持ちが駄目だった」。ため込んだ悔しさをマウンドでぶつけた。