甲子園に20年ぶり校歌 「前回より上へ」期待 成田、初戦突破

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 一塁側のアルプススタンドに勝利を祝う校歌が響きわたった。20年ぶりに夏の甲子園出場を果たした成田高校が強豪・智弁和歌山に2-1で競り勝った。

 同校では応援のために夜行バスを手配、生徒や職員ら約460人が7台に分乗して球場に。応援団長で3年の石橋凌くん(17)は疲れを見せず「全身全霊を懸けて応援するので、一つ一つのプレーに全力を注いで」とナインを激励。尾島治信監督(41)と同校で一緒にプレーしていた屋敷毅さん(41)は「勝利監督としてお立ち台に立つ姿を見たい」と期待を寄せた。

 投げ合いが続いた試合が五回裏、新たな展開を見せる。中越えの適時打を放った大木涼太選手が、2番・岡美地矢選手の左前打で生還した。大木選手の親しいクラスメートという3年、鈴木夏乃さん(17)は「県大会後半で調子を落としていたのに、すごい…」と目を輝かせた。

 吹奏楽部の2年、富田睦美さん(16)は「大差を返されたこともあるから、安心できない。もう5点くらい欲しい」とナインを鼓舞する太鼓の音量を上げた。