習志野・集中打で好投手攻略 松戸国際・最終回の粘り誇りに

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 4試合連続無失点で勝ち上がった松戸国際の前にAシードの壁が立ちはだかった。

 3戦連続完封しチーム快進撃の原動力となってきた左腕エース・板垣雄太は、習志野打線にも臆(おく)せず向かっていった。打者の胸元を突き、120キロ台の直球を生かすため80キロ台のスローカーブや横手投げを巧みに織り交ぜた。しかし三回、連打で逆転を許すと「死球でもいいから内角に投げようとしたが、逃げてしまった」。球威のない直球を右翼席に運ばれた。

 5番・菊地譲は痛み止めを飲みながらの出場だった。4回戦で三塁に滑り込んだ際に左ひざじん帯を損傷。動くたびに痛みが走り、試合前日も練習ができなかった。「出なかったら一生悔いが残る。みんなのために頑張りたい」。足を引きずりながら懸命に白球を追った。