八千代東 好継投逃げ切る 投打に1人舞台 千葉黎明・阿部

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 投打に1人舞台を演じた。千葉黎明の阿部俊太は延長十回、中前に決勝の2点適時打を放つと、投げては10回途中2失点の力投。「きょうは全部よかった」。背番号1は不敵に笑った。

 初戦となった2回戦で序盤に3失点し降板。中盤に味方が逆転してくれてつかんだ3回戦だった。「エースはおまえなんだ。チームを引っ張れ」。直接言われたわけではないが、そんな空気を仲間から感じていた。

 一回、立ち上がりに1失点したが、初戦と同じ轍(てつ)は踏まなかった。「味方がエラーをしても、何があってもおれが抑える」。気合の入った投球で以降はスコアボードにゼロを並べた。

 すると十回、2死二、三塁で打席が回ってきた。「自分で打ったれ」。狙っていた直球を中前にはじき返した。この日5本目の安打は、勝ち越しの2点適時打となった。