千経大付 着実加点で快勝 躍動するエース斎藤

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 千葉経大付の斎藤圭祐が甲子園のマウンドで躍動した。強気の投球で9回を投げ切り1失点。大舞台で快投を演じたエースは「勝ててすごいうれしい」と充実感に浸った。

 自慢の直球を見せ球に変化球がさえわたった。スライダーを中心にバットの芯を外し凡打の山。直球も自己最速の145キロを記録し「球が走っていた」。地元の大応援を背に意気上がる相手打線を六回二死まで無安打に抑えた。

 初安打を許しても「後をしっかり抑えよう」。県大会から調子の良かったフォークボールも効果的で、的を絞らせなかった。

 完封目前の九回、先頭打者に本塁打を浴び失点。さらに二死一、二塁とピンチ。それでも焦ることなく「次のバッターのことだけを考えた」。力を込めた直球で二ゴロに打ち取り、113球完投で夏の1勝をつかみ取った。

 センバツでは準決勝で敗退。「春は自分の責任で負けた。この夏こそは全国制覇をする」。気迫に満ちたエースが見つめる先は頂点のみだ。