山下193球熱投実らず 稲毛

  • LINEで送る

 延長12回の熱闘。幕切れはあっけなかった。1死満塁のピンチで迎えた稲毛のエース山下航の193球目。「迷いなく信じて投げた」という決め球のスライダーが真ん中高めに。「ボール」。審判の宣告に、昨年より短い稲毛の夏が終わった。

 「集中していたので疲れはなかった。初回に点を取られて焦ったが、存分に悔しさをぶつけることができた」。押し出しのサヨナラ負けも、山下に悔いはなかった。高校の夏は終わったが、大学に進学して野球を続けるという。

 依田司監督は「よく投げてくれた。ご苦労さんと言いたい。稲毛の粘りの野球ができた」と山下の力投をねぎらった。

 試合後「甲子園に行ってほしい」と対戦相手に自分たちの夢を託した。