投打にはね返される 東海大浦安 春季千葉県高校野球大会 最終日

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 全力でぶつかって、はね返された。「悔しさを晴らそうと思っていた。それを強く思って投げた」と、東海大浦安の一志亮弥はポツリ、ポツリと話し始めた。

 決勝まで2試合に先発し、防御率0・47だった背番号10の右腕。専大松戸とは大会前に練習試合で対戦。6回13失点を喫してしまい、胸には雪辱の思いをためていた。

 だが、五回までに4点を失って降板。不用意な四球で崩れたわけではない。「安易に入った球を打たれた。実力というか…」と視線を落とした。

 延長やサヨナラの紙一重の戦いをものにしてきた打線も打ちあぐねた。散発3安打に終わり、三塁を踏めず。森下倫明監督は「初回の2点を失った後に1点返せれば変わったのかもしれないが。練習試合も同じように完封されて負けた」。

 悔しい敗戦で、夏の高みへ経験を深めたい関東大会初戦は東海大相模に決まり監督は苦笑い。互いに関東を逃した場合、17日に練習試合をする予定だったからだ。「楽しみです」と一志。まずは注目を集めるだろう東海大対決で力を試す。

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 佐久間祐貴主将 「打撃で一志を支えられなかった。チャンスで一本出ないのは課題」