2010年8月1日(日)
2007年11月01日14時10分
逆転負けにショックで肩を落とす武道大ナイン。右は投手伊波=横浜スタジアム
第3回関東地区大学野球選手権大会第3日は31日、横浜スタジアムで第38回明治神宮野球大会(10日開幕)出場決定権を兼ねた準決勝2試合を行い、本県の国際武道大は2―3で上武大(関甲新学生)に逆転負けし、神宮大会出場を逃した。上武大は2年連続3度目の出場。
東海大(首都大学)は5―0で関東学院大(神奈川大学)に完勝し、2年ぶり18度目の出場を決めた。
上武大―東海大の決勝は1日午後0時30分、同球場で行われる。
▽準決勝
国際武道大(千葉県大学)
001010000─2
00030000×─3
上武大(関甲新学生)
(武)伊波―佐久間
(上)加賀、石川俊―松井
▽本塁打 平本(上)
【評】武道大が逆転負け。1―0の四回、頼みの伊波が逆転3ランを浴びた。打線は三回に佐々木の先制適時打、五回に相手失策で1点を返したが、相手を上回る8安打4四死球も10残塁の拙攻。上武大は四回一死一、三塁から平本が右翼席へ放り込んだ。
◆佐々木は3安打
武道大は三回一死二塁。3番・佐々木孝徳がカウント2―2から外角スライダーを右中間にはじき返した。「イメージ通りのバッティング」。佐々木はただ一人3安打の大当たりだった。
◆好投伊波 1球に泣く
最後の打者が遊ゴロに倒れると、三塁側のファウルグラウンドで同点を信じてキャッチボールをしていた国際武道大のエース、伊波孝は帽子に手をやり、うつむきながら整列に加わった。
「調子は良かった」。序盤から真っすぐ、変化球ともに捕手の構えたところに球がきっちりコントロールされた。100キロに満たない独特のフォークボールも相手打者の打ち気をそらす効果は抜群で、的を絞らせなかった。
それでも1球に泣いた。四回表をわずか10球で3者凡退に打ち取られた直後。「相手に流れが傾きかけたと意識して力んでしまった」という先頭打者への四球を機に野選などで一死一、三塁から5番打者に右翼席最前列に運ばれた。
走者を警戒し、3度のけん制をはさんでカウント1―1からの3球目、98キロのフォークがやや甘く入った。「指にかかってしまって落差がなかった。悪い球じゃなかったけどいいコースじゃなかった…」。後悔からか思い出す言葉が詰まった。
勝てば神宮、負けたら終わりの大事な一戦の意味をしっかり意識していた。「先発は昨日(30日)の練習前に言われたが、投げるつもりだった。まだ負けたっていう実感がわかない」。目前だった神宮切符はわずかなところですり抜けた。
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