2010年8月1日(日)
2007年10月31日10時51分
4点を失い7回途中で深谷(15)にマウンドを譲る情報大・小泉(中央)。左は西村監督=横浜スタジアム
第3回関東地区大学野球選手権大会第2日は30日、横浜スタジアムで2回戦3試合を行い、本県の東京情報大は2―4で関東学院大(神奈川)に逆転負けし初戦突破はならなかった。
情報大は二回に先制し六回にも加点したが、七回に先発・小泉がつかまり4点を失った。
第3日は31日、同球場で準決勝2試合が行われ、本県の国際武道大は上武大(関甲新)と対戦。勝てば明治神宮大会出場が決まる。
▽準々決勝
東京情報大(千 葉)
010001000─2
00000040×─4
関東学院大(神奈川)
(東)小泉、深谷―米本、兵藤
(関)内田、大竹―岡芹
▽本塁打 永野(関)
【評】情報大は逆転負け。二回一死一、二塁で米本の中前適時打で先制。六回に相手失策を絡めて加点したが七回、力投を続けていた小泉が1発を浴びるなど4点を失った。関東学院大は青地の適時二塁打で追いつき、永野の左越え2ランで勝ち越した。
◆敗戦にも充実感
「楽しんで投げろ」。代わりにマウンドに登って来た後輩の深谷大樹に声を掛け、情報大の小泉和雄は7回途中でベンチに退いた。「悔いはない。楽しくやれた」。試合後のエースの顔に悲壮感はなかった。
3回まで相手打線を三者凡退。打たせて取る本来の投球だった。途中で両足のふくらはぎがつって下半身の踏ん張りが利かなくなり、5回には2四死球から2死満塁のピンチ。それでも、一塁手・前田穂高の好捕に助けられるなど要所を締めた。
しかし7回、再び四球から走者を出し内野ゴロで1点を失うと、中に入った直球を左越えされ同点。続く3番には勝負に行った真っすぐを見極められフルカウントとし「気持ちが切れてしまったのかもしれない」と、内角の直球を左翼席に運ばれ2点を勝ち越された。
捕手の米本昌弘が足を痛め、7回からは1年生捕手がサインを出していた。「自分がリードしなければいけなかった。自分の責任」。言い訳はしなかった。
秋のリーグ戦で6勝。主砲・伊志嶺忠が不在のチームで柱となり、西村正隆監督が「小泉におんぶに抱っこだった」とたたえる活躍だった。卒業後は軟式で野球を続ける。4年間の目標だった“神宮出場”は成らなかったが「負けて悔しいけど本当に悔いはない」。大学での公式戦を終えたエースは充実感に満ちていた。
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