2017年9月6日 11:26 | 無料公開
不動明王は真言行者の守護神であり、忿怒形(怒りの表情)を以って人々を導きます。
この仏像は像高47㎝で、右手に宝剣、左手に羂索を持っています。左の上牙で下唇を、右の下牙で上唇をかみしめ、全体的に力強く写実的です。
正面の裳(腰から下の衣)には「嘉元元年癸卯九月十五日願主権律師瀧尊」の銘が刻まれており、1303年鎌倉時代後期に造像されたことがわかります。
光背と岩座は後に補ったものです。結縁寺に安置され、9月28日に開帳されます。
1914(大正3年)4月17日に国の重要文化財に指定されました。
【期日】9月28日(木)
【場所】結縁寺/印西市結縁寺51
【料金】無料
【交通】JR木下駅ちばレインボーバス船尾車庫行「船尾車庫」下車徒歩10分
【URL】http://www.city.inzai.lg.jp/
【問合せ】印西市役所生涯学習課 TEL 0476(33)4714