灯篭流し/誕生寺・内浦湾(鴨川市)

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 毎年8月10日に内浦湾に千数百の灯篭と50基の大灯篭を流し、精霊を供養します。落暮の海上には、美しく長い火の帯が映え、幽玄な美しさを漂わせるその様子は、仏都小湊の代表的な夏の風物詩となっており、併せて、花火も打ち上げられます。

 今から約300年前、関東一円を襲った元禄の大地震による大津波のため、一夜にして小湊では四百数十名の生命が奪われました。そのため、時の誕生寺貫首日孝上人がその時の溺死者を慰霊するため、俗名戒名を書いた大御本尊をしたため、その命日になぞらえて22日講を発願し、戦前まで毎月追善供養を営みました。戦後は、太平洋戦争における戦没者の慰霊もかねて、妙の浦で海施餓鬼流灯会を行うようになり、毎年盛大になりつつあります。近年では、内浦湾に畳一枚分に相当する大灯篭50基を浮かべてご供養しており、東京京浜地区だけではなく、関西方面からもこの日のために泊まり込んで先祖供養・水難死・事故死者等、有縁無縁の精霊の追善供養の灯篭を流し、お参りする人が増えてきました。

日 時 8月10日(日)
場 所 誕生寺境内・内浦湾/鴨川市小湊地区
交 通 JR外房線安房小湊駅下車徒歩20分
問合先 TEL(04)7095-2621 誕生寺
URL http://www.tanjoh-ji.jp/