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ちばの選挙

森田氏不出馬「暗黙の了解」 自民県連幹部、鈴木氏擁立加速へ 【’21知事選】

 来年春の千葉県知事選で、森田健作知事(70)の4期目不出馬を前提に、自民党県連が前スポーツ庁長官の鈴木大地氏(53)=習志野市出身=の擁立を進める中、森田知事は13日、県議会閉会後の取材に「今はコロナや台風対策に集中させてほしい」と不出馬を明言せず「5年後、10年後の千葉県を考え、どんな選択をすればよいか整理整頓できた段階で、自分の意思を表明したい」と説明した。

 一方、9月の段階から「コロナや台風への備えもあり、今は辞めるとは言えないのだろう」と指摘してきた自民県連の幹部側は、森田氏不出馬が「暗黙の了解」との認識だ。きょう14日、鈴木氏擁立を巡って千葉県選出の国会議員団全18人から意見を聞く会議を開き、準備を加速させる。

 今後、県連として機関決定できれば、党本部に推薦や支持といった支援態勢の了解を得る手続きにも進みたい考え。ただ、鈴木氏が浮上した段階で異論を唱えた国会議員もおり、意見が一致するかが焦点になる。

 森田知事は13日の報道陣の取材に、自民県連による鈴木氏擁立の動きを「私が出ない場合に備えて候補者を選ぶ必要性があるので『どうぞ私に関係なく、探してください』と以前から伝えている」と改めて強調。鈴木氏の印象は「パーティーなどで何回か言葉を交わしたことがあるぐらい。千葉県出身の(五輪水泳の)金メダリスト。いい人をお探しになったのではないか」と述べるにとどめた。

 不出馬を決めて周囲に伝えたのかと問う報道陣に「私はまだ何も言っていない」と述べ、進退確定を急ぐ周囲を念頭に「まだ半年ある。焦らせないで」とも。昨年の房総記録的豪雨が10月25日に起きたことも踏まえ「台風も11月頭ごろまでは油断できない」とし、進退表明は、コロナ対策も含めて一定の区切りやめどが立った段階になることをにじませた。4選出馬を望む声も届いているとし「うれしいが、それにすがっていいのか。何が県民本位になるのかを考えていく」と重ねて強調した。


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