ちばの選挙

市川市長選、再選挙に 法定得票数に達せず 38年ぶり県内2例目

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 任期満了に伴う市川市長選は26日、投開票された結果、立候補した5人とも法定得票数に達せず、公職選挙法に基づき再選挙が実施されることになった。千葉県内首長選では1979(昭和54)年の富津市長選以来38年ぶり2例目。全国でも6例目という異例の事態。2週間の異議申し出期間後、50日以内に行われる。
 
 同市長選には、いずれも新人で無所属の、元衆院議員の村越祐民氏(43)=民進、共産、自由、社民、市民ネット推薦、元市議の高橋亮平氏(41)、元県議の小泉文人氏(44)、前県議の坂下茂樹氏(43)=自民推薦、元衆院議員の田中甲氏(60)の5人が立候補。

 2期8年務めた大久保博市長(68)引退後の市政のあり方をめぐり、待機児童対策をはじめとする子育て支援の強化やごみ収集回数の見直しなどによる市民生活の利便性向上を掲げ、激しい舌戦を繰り広げた。公職選挙法の規定で、首長選の法定得票数は有効投票数の4分の1の2万9770票。最多得票の村越氏は2万8109票で達しなかった。

 再選挙の日程は、市選管があす29日に選挙管理委員会を開いて協議の上、決める。2週間の異議申し出期間の後、申し出がない場合、12月10日から50日以内に実施。今回の5人以外も立候補できる。

 県内では、5人が出馬した1979年4月の富津市長選で法定得票数に達した候補者がなく、同年6月に再選挙が行われ、その際3人が出馬した。このほか、今年1月の鹿児島県西之表市長選や2003年の札幌市長選、07年の宮城県加美町長選などがあり、今回で6例目。

◇県内首長選での再選挙 1979年4月の富津市長選は、再選を目指した現職の白井長治氏ら5人が立候補。法定得票数8848・25票に対し、最多得票者の得票は8274票にとどまった。候補者が多かった背景については記録がなく不明。6月の再選挙には白井氏ら3人が立候補。最初の選挙で3番目の得票だった白井氏が1万2248票を集め当選した。
 
◆市川市長選開票結果 =選管確定=

28109 村越 祐民 43 無新(民進、共産、自由、社民、市民ネット推薦)
27725 坂下 茂樹 43 無新(自民推薦)
26128 田中 甲  60 無新
20338 高橋 亮平 41 無新
16778 小泉 文人 44 無新