2015年4月13日 11:09 | 無料公開
千葉県選管は12日夜、千葉県議選の最終投票率を発表した。当日投票が行われた28選挙区・29市区町の平均投票率は37・01%。過去最低となった前回2011年の40・04%をさらに3・03ポイント下回った。
選挙区別で最も投票率が高かったのは、保守系新人の一騎打ちとなったいすみ市の53・32%。次いでベテランの自民現職に保守系新人が挑んだ匝瑳市が50・90%だった。自民現職が保守系新人に敗れた館山市は50・19%。50%を上回ったのはこの3選挙区のみだった。
40%台だったのは千葉市中央区(40・98%)、同市花見川区(42・68%)、同市緑区(41・07%)など9市町。
一方、最も低かったのは野田市の28・85%、次いで山武市の31・71%。
前回選挙は、東日本大震災の直後に行われ、各陣営の自粛ムードもあり過去最低を記録、全国でもワースト2だった。
今回の選挙戦では目立った争点が乏しかったことに加え、昨年末の衆院選から期間も短かったこともあり、盛り上がりを欠く要因となったとみられる。
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