ちばの選挙

強風の中、都市部で舌戦 告示後初の選挙サタデー 2013ちば知事選

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 知事選の告示後、初の週末を迎えた2日、事実上の一騎打ちで火花を散らす新人と現職の両陣営は支持拡大に奔走した。2陣営とも、人口の多い都市部を中心に遊説カーを走らせる一方、駅頭や大型ショッピングセンターなどで政策を訴えたり、握手をしたりと、それぞれの手法で集票活動を展開。前日の「春一番」から一転、北寄りに変わった強風をものともせず、両候補は熱い舌戦を繰り広げた。(上から届け出順)

◆県政の刷新アピール 三輪定宣候補
 新人で千葉大名誉教授の三輪定宣候補(75)=共産党推薦=は、「千葉都民」と呼ばれる有権者が多い松戸市のほか、千葉市で支持を呼び掛けた。

 松戸市では2カ所で街頭演説を展開。JR松戸駅西口では子どもが健やかに育つ環境整備や、震災復興を急ぎ災害に強いまちづくりを実現することなど公約に掲げた「四つのお約束」を有権者に訴え。「知事選は千葉の大統領を選ぶようなもの。皆さんの切実な要求を反映させる私を選んでいただければ、県政は様変わりします」と刷新をアピールした。

 JR新八柱駅前では集まった支持者らと握手を交わした後、自身の戦中戦後の苦労時代を語り、「微力ながら社会への恩返しがしたい」と立候補に至った思いを述懐。「一番困っている人が、一番元気になれるような県政を目指していきます」と力を込めると、聴衆から拍手が巻き起こった。

◆笑顔で有権者と握手 森田健作候補
 再選を期す現職の森田健作候補(63)は、新興住宅地が密集する北総地域を中心に街宣。街頭演説には、支援する自民党の県議のほか、地元首長らが応援に駆け付け、森田県政の継続を声高に訴えた。

 印西市千葉ニュータウンの大型商業施設では、地元県議や市長、市議会議長が次々と応援演説。指定廃棄物の最終処分場選定問題や、北総鉄道の運賃値下げなどの課題を挙げ「問題解決は森田候補にしかできない」と口をそろえた。

 マイクを握った森田候補は、子ども医療費助成など1期目の成果を強調した上で、コンビニエンスストアへの防犯ボックス設置など2期目の主な公約を説明。「森田健作は言ったら必ずやる」とこぶしを振り上げ、「力を貸してください」と支援を求めた。

 演説後は、集まった有権者一人一人と握手を交わし、笑顔を振りまいた。