ちばの選挙

17日間の舌戦スタート 知事選告示、17日投開票 継続、刷新かけ3氏立候補

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 任期満了に伴う知事選は28日告示され、千葉大名誉教授の三輪定宣氏(75)=共産党推薦=、シェアハウス経営の佐藤雄介氏(31)の新人2氏と、現職の森田健作氏(63)のいずれも無所属の3人が届け出た。事実上、三輪、森田両氏による一騎打ちで、現県政への評価が問われる。東日本大震災からの復旧・復興や地域活性化、急速に進む高齢化への対応など課題が山積する中、本県の将来を占う17日間の舌戦がスタートした。投票は17日で、即日開票される。

 各党の知事選対応は、共産党が三輪氏を推薦するのに対し、自民、公明、みんなの党が県組織レベルで森田氏を支援。日本維新の会も県選出国会議員団として支援を決めた。民主党、社民両党は自主投票。

◆千葉県知事選挙立候補者(届け出順、敬称略)
三輪定宣 (みわさだのぶ)(75) 無新 千葉大名誉教授 (共産党推薦)
佐藤雄介 (さとうゆうすけ)(31) 無新 シェアハウス経営
森田健作 (もりたけんさく)(63) 無現 知事

【お断り】
佐藤雄介候補は取材に応じず、告示後の選挙運動も行っていないため、顔写真や公約などは掲載しません。

◆「輝く千葉県」の新時代を 三輪定宣(75)
今、政治は緊急事態。安倍首相は公約に反してTPP参加に積極的な姿勢を明確にした。県内にも甚大な影響を及ぼす。県政にとっても一大事で、この流れを止める重大な選挙。しっかり判断してほしい。

 子どもが健やかに育つ環境を整備する。いじめ、体罰を無くし、競争教育を改める。30人以下学級や私学助成を導入し、少子化対策に全力で取り組む。

 千葉県は医師や病院数が全国最低レベル。大型開発に予算を費やさず、全国4位の財政力を生かして福祉医療を最優先に立て直す。

 地元業者の仕事を増やし、中小企業や農林漁業を応援して雇用を改善する。震災復興を急ぎ、災害に備えて安全、安心、平和なまちづくりを進める。

 知事を代えるという一点で共同すれば県政は変わり、輝く千葉県の新時代が訪れる。知事に押し上げてください。

【略歴】千葉大名誉教授、元帝京短大教授、帝京平成大教授。静岡県三島市出身。東大大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。千葉市緑区越智町在住。

【公約】30人以下学級実現▽奨学金制度の拡充▽中学3年生までの医療費窓口完全無料化▽私立高校の経常費助成引き上げ▽自然エネルギー政策への転換▽徹底した除染で県民を守る▽若者を正規雇用する事業主に助成制度を創設▽住宅リフォーム助成制度を創設

◆“スーパー千葉県”へ団結 森田健作(63)
みなさんのおかげで1期目を思い切り駆け抜けてきた。公約はほぼ実現した。

 これからの4年で何を約束するのか。まず大切なのが治安。コンビニエンスストアに防犯ボックスを建て、警察官OBや地元防犯協会の協力を得て詰めてもらう。主要な駅や交差点に立ってもらえば、塾帰りの子どもや女性にとってどんなに心強いか。まずはモデル地区をつくって全県に広げ、治安を日本一にする。

 次は経済。アクアライン値下げ効果を首都圏中央連絡自動車道で全県に広げれば人や物が流れる。大栄-横芝間を一日も早く着工し、早期完成を目指す。

 千葉には海の幸、山の幸があふれている。アグレッシブに「千葉を日本一にするんだ」という気持ちを持たなければならない。一致団結して命懸けで頑張れば、この千葉県は“スーパー千葉県”になる。どうか力を貸してほしい。

【公約】東京湾アクアライン通行料800円の恒久化と首都圏中央連絡自動車道の早期全線開通▽いじめ防止条例の制定と「新・有識者会議」の設置▽コンビニエンスストアと連携した地域安全対策強化▽子ども医療費助成の継続▽第2回ちばアクアラインマラソン開催

【略歴】俳優、麗澤大学客員教授、元参院議員1期、衆院議員2期、沖縄開発庁政務次官、文部政務次官。東京都大田区出身。明治学院大学法学部中退。千葉市中央区都町在住。